墓仕舞散骨のご案内

最近は、お墓が遠い、後継ぎがいない、管理ができないなどの理由で墓仕舞いを検討される方も多くいらっしゃいます。ですが、最近のニュースでもあったように墓仕舞いをしたい旨をお寺に申出したところ、何百万円もかかると言われたとのことがあるようです。今日は、墓仕舞いを検討されている方に向けて散骨葬のご案内をさせていただきたいと思います。
墓仕舞い散骨ってどうやるの?
お墓の中には何人分かのお遺骨が納められていることと思われます。そのお遺骨をお預かりして、海に散骨できるように細かく細骨します。(散骨するご遺骨は2ミリ以下にしなければならないためです)
㈲海夢さんでは、ご家族様の代わりに責任を持って海洋散骨をしております。
散骨の日程につきましては、安全第一とさせていただいており、天候、海洋状況等を十分に確認した上で、浜名湖の寸座マリーナより出航いたします。
当日の海の状況を見ながら、波が穏やかで海水のきれいな場所まで運航して散骨をします。供養のお花を添えて、故人様お一人お一人大切に丁寧にご供養散骨いたします。当日の海上位置、供花の写真などできる限り状況がわかるように報告させていただいております。
故人様のお骨を母なる海へ
故人やご遺族の方の希望でお遺骨を母なる海へと還す、自然葬のひとつが海洋散骨葬です。お墓は必要なくなりますので、お墓を管理する必要もありませんし、お墓の管理費としてお寺にお金を支払う必要もありません。
お墓参りはどうするの?と疑問に思われる方もいらっしゃいますが、お墓がなくても個人を想って手を合わせるだけでも、その想いは故人に伝わると思います。それよりも、お墓の管理ができなくなって荒れ果てているお墓を見ることの方が辛いですよね。
㈲海夢さんはしっかりと法令順守されている事業者です。
私は行政書士・海事代理士として海夢さんの事業のお手伝いをさせていただいております。
実は、北海道知床で起きたKAZU1の海難事故によって海上運送法が大きく改正されたのです。令和7年4月1日から事業の届出制度から登録制度へ移行されて、登録申請受付が開始されました。
海夢さんからは法改正に伴う登録制度への移行手続きについて、どのようなことが必要か?などのご相談を受けました。
ご相談を受けたのは、法改正の随分前からです。このように、海夢さんは、適正に事業を行うため、前もって準備をし、法改正に対応するために海事代理士である私ににご相談されているしっかりとした事業者様です。
費用はどのくらいかかる?
㈲海夢の「委託散骨」であれば49,500円(税込)です。※同時散骨の場合、お二人目からはお一人様24,750円となります。
細骨代・お花代・散骨証明書・骨壺処理等が含まれます。
お遺骨のお迎えや送付が必要な方も対応しております。その場合、交通費等ご負担のかかることをご了承ください。
墓仕舞いの場合は、お寺にあるお墓の墓石を撤去し、更地にしてお寺に返さなくてはなりませんので、別途費用がかかります。墓石の種類や大きさによって費用が変わってまいりますので、まずはお電話にてご相談いただければと思います。
これからの時代に
少子高齢化が進んでいる現代において、お墓を持つことは必ずしも必要なことでしょうか。お墓の管理運営が今までできていたのは、子どもがたくさん生まれた時代だったからではないでしょうか。
今は令和です。2024年の出生数は72万988人で、統計を取り始めた1899年以来過去最少となりました。※厚生労働省 人口動態統計速報値より
しかも、速報値では、在日外国人や在外日本人を含むため、6月ごろに公表される国内の日本人に限った概数では、出生数が70万人を割る可能性が高いとみられています。
このように生まれてくる子が少なくなれば、当然、お墓の管理ができる子孫も少なくなるわけで、お墓が遠くてなかなか行けない方や、お墓を管理する後継ぎがいない方は必然的に増えてきているのが現状なんです。
お墓が管理できなくなれば、お墓参りに来れる親族もいないのですから、お墓は荒れ果てていきます。お墓が傾いていたり、墓石にヒビが入っていたり、お墓の花瓶の水が腐って異臭を放っていたりする光景を目の当たりにしますと、それが知らない人のお墓であってもなんだか悲しい気持ちになってしまいますね。
ほったらかしになってしまう前に、まずは一度ご相談いただければ幸いです。
