浜名湖の海事代理士として初仕事!

令和6年12月に、地元静岡県浜松市で海事代理士として登録開業させていただきました。
そんな私が、先日初めて海事代理士としてお仕事をさせていただくことができました。
今日は、海事代理士として新人の私にお仕事のご依頼をしてくれたお客様のお声をお届けしたいと思います。
お客様は海洋散骨葬を営む船舶所有者さんです。
個人でプレジャーボートを所有されています。散骨のお仕事があるときに出航し、お客様と共に浜名湖を回遊することもあります。
海上運送法による事業者の区別は、
人の運送をする不定期航路事業者になります。
旅客定員13人以下ですので、旅客船にはあたりませんが、今年の4月から海上運送法が改正されたことにより、届出制から登録制へと移行されたため、新たに「人の運送をする不定期航路事業者」として登録申請をすることが必要でした。
海事代理士の新人でも?!
お客様も私が海事代理士として新人であり、心配もされたことと思います。
それでも、「地元で皆の役に立ってくれよ!」と、「この仕事をやってみて、今後に活かせよ!」と、私にご依頼いただけました。
数年前、お客様は浜松市で海事代理士がいないか探されたそうです。
「人の運送をする内航不定期航路事業」の届出をしてほしかったからなのですが、いくら探しても見当たらなかったそうです。1件だけ、ポツンとそれらしい事務所があったので、電話してみたのですが、お年寄りが電話に出られて、聞き取れなかったそうで、浜松市で海事代理士を探すのをあきらめたということでした。
このような経緯から、地元浜松市で海事代理士を始めた私を応援してくださっています。
私も何より、地元の皆さんの役に立ちたいという思いで一生懸命登録申請をさせていただきました。
国土交通省から出されている手引きを読み漁る
海上運送法の改正によって、たくさんの案内が国土交通省から出ており、まずは関連するであろうものを読みます。読み漁ると言った方が適しているでしょうか。
もちろん、お客様のところへも中部運輸局からたくさんの案内が来ておりましたので、一式お借りして読みます。あ、もとい、読み漁りました。その後、
なんとか登録申請書が出来上がる
ちょっと苦労したのは、航路図ですが、そちらもなんとか仕上げます。
もともと行政書士をしておりますので、基礎的な図面は書けたことが良かったです。
未だ勉強しながら進める身ですが、
このように、新人海事代理士ですので、未だに勉強をしながら、いただいたお仕事を進める身でありますが、その分、お客様お一人お一人に丁寧に向き合ってお仕事をさせていただいております。
対面で詳しくお話をお伺いしたり、進捗状況はマメにご連絡するなど、できるだけお客様が不安になられないようにお仕事をしております。
何より、私自身、マリーナに行くことが好きですし、プレジャーボートに乗せてもらったときも、嬉しくて、楽しくて、まるで子供のように喜んでしまい、若干引かれたこともありますが、
特に「士業」は固く、厳しいイメージがあると思いますが、
私は、地元の皆さんに気軽に、本当に気軽に声をかけていただける士業でありたいと思っております。
私も海が大好きで、船が好きで、この仕事を選んでいます。
ぜひ、お気軽にお声がけいただければ幸いです!
